添付は横須賀市がまとめた犯罪記録である。「hanzai_zenkoku.pdf」をダウンロード これを見るとバブル時期に凶悪犯罪が激減したことが分かる。
そしてこの失われた10年で、凶悪犯は激増してきた。 やはり、失われた10年は心もまた失われた10年であることを実に明快に示している。
一方、極最近は低下している。 ここに関しては幾つかの説があるだろうが、最大は裁判における厳罰化の影響であると私は思っている。 厳罰の意味は二つある。 その一つは、再犯が減ることである。刑務所に入っていれば犯罪はできない。これは性犯罪に対して特に効果を発揮しよう。 その2は、やはり長い刑務所、死刑はいやである。 これは暴力団などに対して大きな効果があろう。
そして、凶悪犯罪が低下しているもう一つの原因は、景気の回復であろう。 ここ数年、学生の就職は大幅に楽になった。 ある面でバブルの時期に近いと思えるほど就職は楽になった。昨夜のNHKのクローズアップ現代の全く馬鹿な話にそれは代表されよう。 また派遣労働などに対する取り締まりの強化などであろう。
つまり、やっと失われた10年からの回復が経済的にも精神的にも見えだしたのだろう。
しかし、気分的にはなんともまいるのが、秋葉原に代表される無差別殺人で、その対象が、「誰でもよかった」であろう。
凶悪反の原因は大別すると憎しみと、性的欲求、仕事嫌いが大半であろう。 戦争は最大の殺人であるが、これは徹底した交渉事の後に起こるものである。通常の殺人事件もそれは戦争の原因に近く、濃密な関係の後に起こる。
一方、性犯罪での殺人はある面で無差別殺人であるともいえる。性の衝動に耐えられずに性犯罪を起こし、発覚するのを恐れて殺害する。
仕事嫌いは、泥棒、強盗である。簡単なことで金を得たいのである。
最近の、「誰でもよかった」は、憎しみがぼやけたのが最大の原因だろう。 濃密な関係が派遣などではないのは確かなようであり、こうした関係がなければ、怒りの対象は特定の人には向かわない。 それゆえ、「誰でもよい」となるのだろう。
また、昔は色んなトラブルの原因としい政治に矛先が向かっていた。 しかし、最近のテレビはお笑い番組というかバラエティーというか笑う番組ばかりである。 衆愚政治というか衆愚テレビであり、怒りの対象が政治に向かうこともないのだろう。
この結果、怒りの対象が、クリアーにできず、ただ怒りだけが爆発したのであろう。 人には反抗期という時期がある。このときはある面で反抗する。 しかし、本人はその原因は分からない。
その意味で、こうした犯人は今も精神的というか、精神構造は反抗期の中にいるのだろう。
原因の解説は別として、対策となるとそれなりに大変であろう。 決定的なことは経済が良いことは最大の解決法であることは前記の資料が示している。
性犯罪については厳罰化しかないと思う。彼らは耐える力がないのであるから厳罰化して刑務所に入れておくしかないと思う。 また、ドイツやオランダのように公認売春システムを構築するのも一つの手ではあると思う。
憎しみの解決方法は濃密な関係の構築ができれば、かなりは低下しよう。しかし、戦争が現存することから、なくなることはない。 ただ、クリアーなことは濃密さを構築ができれば「誰でもよかった」との発言は出なくなる。
その面で、派遣労働といシステムは恐ろしく社会を傷つけた。
働くのを嫌うことは、何ともこまったことである。 まさに石川五右衛門である。 ここでは犯罪が割に合わないことを国民に徹底して教える必要があろう。 その意味では刑務所がいかに辛いか、事あるごとにPRする必要があろう。
ここでクリアーなことは、人は再犯するということである。物を盗んで成功すると必ず再犯する。暴力行為、性犯罪は特にそうである。
初犯、とにかく、捕まえることそしてその時、犯罪は本人も含め家族にどれほどの苦痛を与えるか、を犯人に教育する必要がある。 家族も子供の犯罪には注意をしっかりすること、それが基本かもしれない。
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