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オバマの就任演説における、下記の部分はアメリカの一つの良識を示すものであろう。「経済状況も悪く、その原因は一部の人々の貪欲(どんよく)さと無責任さにあるものの、我々は困難な選択を避け、次世代への準備にも失敗している。」
サブプライム問題については、多くの人も述べているし、私も何度も記載しているがあれを見ると、ネオコンとは、また、規制緩和とは何とも残酷、無責任、身勝手になることを示している。
私はある面でアメリカの良識を信頼していたが、ブッシュ、ネオコンのした政策は結果論としては、そんなことはないことが下記の資料から明確に示されている。
http://www.hud.gov/library/bookshelf12/pressrel/treasrpt.pdf
貧乏人が借金するときは、どこの国であれ金利は高い。そして、サッチャー主義の結果、アメリカでは貧乏人の比率が増大した。
金融資本はこの貧乏人へサブプライムローンという高利で貸したのである。 金融工学者はそれを安全なように見せかけた。しかし、それはやはり安全ではなかった。
結果として世界を大不況にした。 そして、恐ろしいことにそのつけは国家、つまり、税金で対処するのである。
その一方で、アメリカでは規制緩和で高額所得者の収入は恐ろしく増加している。
ただ、アメリカにおける救いは、選挙の結果、これらの問題を起こした共和党が破れ、オバマが大統領になったことである。
翻って日本を見ると、漢字は読めないし、当事者意識もないし、経済も全く分からないような全くアホの総理が居座っている。
自民党もそうだが、公明党もこんなアホがトップで日本が回復すると思っているのだろうか。 何とも情けないことである。
私はオバマの就任演説をCNNで聞いたが何とも理解できなかった。何のことはない。語彙を知らないのである。就任演説という英語も知らなかった。 そんなことで、英文と翻訳文を読んでやっとわかった。
ついでに麻生の就任演説文も読んだ。 オバマの文はキザではあるがキザを越え感動をもたらす物がある。何ともたいしたものである。麻生のそれも形式的にはそれなりではあるが、現状認識がまるでなっていない。
アメリカというか世界は今、大変な状況にある。確実に実態経済が悪化している。しかし、いずれ回復はする。回復したとき、覇権は依然としてアメリカが握っているだろう。 つまり、アメリカは再度、しっかりと回復するものと最近、私は思い出した。
写真はNYの女神像の見える海岸である。この子らにアメリカはやはり希望をもたらすものと私は思う。 以下、ポイントを記載する。
1.ドルに変わる通貨が見当たらないこと。私はユーロがドルに変わる可能性があると以前指摘したが、それは多分ないだろう。 ユーロ圏のエネルギーがロシアに依存していて、それが極めて不安定であることが最近の一連のいざこざからはっきりした。 私はウクライナ、ロシア間のいざこざ、グルジア問題は結果として途方もない利益をアメリカにもたらしたと推定する。基軸通貨としてのユーロの基盤の弱さをさらけ出したのである。
基軸通貨を依然として保持できるアメリカの強みは、測りしれないものがある。換言すればドルの垂れ流しは可能なのである。ドルの垂れ流しに伴う懸念は当然あるが、それに代わる決済手段は当面ないと私は思う。 なお、ドルの垂れ流しの懸念は、条件さえ整えば問題ないことは'081231日経の経済教室で堺屋さんが示している。
2.アメリカは基本的に自国のみで存立することが可能な国である。日本と異なり人口も相対的に少なく貿易は必須ではない。ドル安になれば輸入を低下可能で、それに伴う値上がりする割合は低い。
3.工業分野においても航空機、兵器では圧倒的である。また、化学も強い。自動車についてもホンダやトヨタが既にアメリカに存在し、それはある面でアメリカの産業である。ドル安になればアメリカのこうした会社から世界に輸出されよう。
4.食糧については世界NO.1である。また、バイオも極めて強い。
5.砂漠地帯、広大な原野などもあり太陽光発電のコストも安い。
6.快適な環境であり世界の人が住みたいと思う。この点は、貧乏な中国、インドなどと決定的に異なる。また、文化施設も拡充されている。つまり、優秀な人を今後とも集められる。
7.欠点は繊維や雑貨工業が既になくなったことである。しかし、中国、東南アジアにしろアメリカのマーケットがなければ成立しないので、こうした製品は今後、ドル安になっても供給地を変えても安価に入手できよう。
8.アメリカの不安なところはやはりイスラムとの関係であろう。イスラエルの身勝手さ、残虐さはナチスと何ら変わりないことが一連の戦争で明らかになった。これは世界のイスラム戦士に聖戦の意義を与えることになる。 アメリカは冷戦でソ連に勝ったようにイスラム戦士に戦うことに意義がないことを納得する思想を示さねばならない。
イスラムとの摩擦は当面続くであろう。しかし、ブッシュの強攻により、イスラムも傷んだのは確かであり、反攻には少しの時間は必要であろう。また、イスラムもオバマにも少しの期待はあるであろう。 そうしたことを考えるとオバマの一期目にはイスラムとの大きな戦いはないものと推定される。
オバマはよほどの失政がない限りアメリカ経済を回復できると私は最近、思い出した。
竹中はなんとも気楽であり、かつ無責任である。 今日のテレビ朝日、正月のNHKなど、何度か彼の話を聞いてその理由が分かった。
要すれば、成果は彼の成果であり、うまく行かないのは、彼の主張を自民党が己の策を継続しないから、というのが、彼の主張である。 要すれば、繰り返すが成果は自分、失敗は他人との態度である。
それと、彼の本心は、問題が出た後に対策を取ろうというのが基本的なスタンスである。 そのことは、日経ビジネスの12/9付の臨時増刊号「一冊丸わかり 金融危機」の中のバブルの項目についても彼は、問題が出た後に対処する旨の記載がある。
さすがに、後段はTVでは言っていない。しかし、彼は原因追究の議論になると、すぐにそれで、今後はと、すりかえる。 これは、問題が出たらその対応を取ればいいとの発想がその根本にあることを示している。
原因追究と今後の対応は別である。 確かに政治、経済の運営局面では不明確な局面で決断し、実行する必要はある。 しかし、彼、竹中の場合は自分が追い込まれると、自分の非は認めずに、話題をすり替えて、原因追究をはぐらかしてしまう。 これでは根本原因は覆い隠されて、抜本策は取れない。
こんな無責任な男が日本の経済政策を握っていたかと思うと全く情けなくなる。また、NHKにしろ、テレビ朝日にしろ、今でもこんな無責任な男の意見を求めているにとに情けなくなる。
会社にしろいずこの場であれ、すべての己の主張が通らないことは当たり前である。 その中で、如何に己の主張を通し、すこしでも世の中をよくするのかが政治家の仕事である。 そして、何らかの政策をするとき、そのメリット、デメリットを考慮して行うのが政治家であろう。
また、デメリットが全面に出たとき、私の言うことをしなかったからデメリットが出たと行ったら、それは政治家としては失格である。政治家でなくても、会社員でも竹中のような男は務まらない。
彼はそれを自覚して大学に行ったのだろうが。
正月に色々考えた。今もまたその継続中である。 自由主義は冷戦に勝って、その結果、ソ連は崩壊した。冷戦、そしてソ連の崩壊の意味付をもう少し、アメリカもイスラムもしっかりしたら時代は大幅に変わったのではないのだろうか、と最近思いだした。
私は、冷戦とソ連崩壊の意味をクリアーにすることが戦争から人類を救う一つの手段の発見につながるものと思いだした。
ソ連の崩壊は、無血崩壊である。その原因の詳細は私は知らない。思えば、数年前、アメリカの優秀な工学の研究者と1週間ほど、日本で過ごしたことがある。
工学の議論は当然であるが、彼は随分と歴史も知っていた。そんなことで、新幹線の中でマッカーサーやソ連崩壊などについても議論した。
今、その詳細は覚えていない。ただ、明確なことは、巨大国家であるソ連が無血革命で崩壊し幾つかの国家が生まれたことは事実である。
私は、無血で国家も崩壊できたし、国家も誕生させられた、ということの重みを人類はもっと認識すべきであると思う。
9.11とそれに対するブッシュの一連の行動は、無血に対する真っ向からの挑戦である。ソ連を無血で崩壊させたアメリカは今度は冷たい戦争ではなく、熱い戦争をイスラムに対して仕掛けた。
9.11の戦士もアメリカに対して熱い戦いを仕掛けた。
歴史に「たら」はない。私は、巨大国家、ソ連の崩壊の意味をもう少し世界が勉強したらことなった結果になったのではとも、最近思いだした。
たとえば、ブッシュは暴力でない冷たい戦争をアフガンやイラクにしかけ、彼らを崩壊できなかったのだろうか。 それだけの戦略をブッシュは持てなかったのだろうか。
レーガンはソ連に対して結果論的にはそれができた。 ソ連の崩壊は、ソ連という特殊合成国家の結果なのだろうか。
残念なことに、ブッシュはソ連崩壊では意味をなさなかった暴力をなにゆえか過信した。
確かに、民族国家である北朝鮮があれだけ悲惨で、嘘と騙しでも、頑強に頑張っているのを見ると、それも並大抵のことではない気もするが。
なお、最近のロシアのエネルギー政策を見ると、彼らが冷たい戦争をヨーロッパや日本---サハリン---に仕掛けているようで怖い感じもするが。
なお、アメリカも食糧では世界にそうした圧力は掛けているのだろうが。
嘘と騙しの北朝鮮の継続も含め、ソ連の崩壊の原因、意味付けは今後の課題だろう。
ぐっと身近になって、私にとって今年の思いというかの一つは、初秋にアメリカに行き、友と議論することである。 本当は、初夏に行きたいが、経済が荒れていて、少し怖い気もする。 なお、そのためには、最近、とみに衰えた英語の再強化が必須である。 専門であれは何時間の議論にも耐えるが、文化論や経済論、政策論になったらとても耐える英語ではないし、それ以前のこうしたことに関係する知識がない。 その意味ではそうした知識の集積が必須である。
また、出来たら向こうに行く費用は株で稼ぎたい。 最近、株などの相場と、ギャンブルとの差の区別がつかなくなった。特に、いろんな先物とギャンブルとの差は頭で考えたらない。 調べてみたら、株、先物などは基本的にはギャンブルであるのである。禁止されているギャンブルとの差は、こうしたものは政府から認可されたものにすぎないなのである。
麻生の時局認識、当事者意識のないことには全く恐れいる。 即刻、辞めてもらわないと日本がさらにおかしくなる。 以下「」は、Googleからの引用です。
「そもそも首相は昨年12月15日の参院決算委員会で「多額の金をもらってる方が『1万2000円ちょうだい』というのはさもしい。人間の矜持(きょうじ)の問題だ」と述べ、自らは給付金を辞退する考えを示していた。いわば高額所得者の給付金受け取りを戒める考えだったわけだ。」
そして、彼は最近、発言を変更し、高額所得者も受け取るべきとした。その理由は、経済効果からとのこと。
発言の内容を聞いているとある面でそれなりのこととも思えなくもない。
しかし、12/15という日を考えてほしい。日経株価は10月にバブル後の最安値をすでに割っていた。12/15は日本でも既に重大な経済危機に入っていたのである。
つまり、繰り返すが日本経済は12/15も重大な局面にすでにあったのである。
彼は恐ろしく当事者意識のないことは何度も記載している。だから、気楽に上記の発言になり、今度、また気楽に、経済効果etc.の発言になったのである。
こんな時局認識も、当事者意識もない総理は即刻辞めてほしい。
時局は漫画のようにクリアーに見えるものでもない。また、酒を飲んで見えるものでもない。 必至になって何時も観察し考えることにより初めて見えてくるものである。
イスラエルは自制する能力を付けなければならない。現在の地に国家ができてから戦争をして国土を拡大し続けている。
イスラエルの地はアラブのものであり、イスラエルのものではない。二枚舌のイギリスの政策が現在までの60年戦争の原因である。今後、それがどれだけ継続するのか不明である。
最近のイスラエルの動きを見ると、ヒットラーのユダヤ人虐殺が感性的には理解できる。こんな無法者が世界に広がっては困ると思っているヨーロッパの人も当時、多かったのではないだろうか。
今後、イスラエルはどこまで領土を拡大するか全く不明である。大体の人は成功体験で行動する。 今回、成功すれば、次も同じことをするのだろう。 最終的にはイランとの戦いになるのだろうか。
それ以前に、イスラエルは自制することを学ばなければならない。
ハマスは全員がジハードで玉砕もいとわないのであろうか。
大日本帝国は全国民の玉砕もある面で考えたようなところもある。大日本帝国は何を根幹にして国民の玉砕を考えたのかは、私には理解できない。 捕虜の辱めを受けるのがいやで玉砕をするのであろうか? そんこことを言いだした、東條はおめおめは逮捕されている。彼はいくらでも自殺する機会はあった。それでもおめおめと。 ただ、それが普通の人間かもしれない。東條は自分の弱さを知っていたから、戦陣訓を作ったのであろう。そうして、彼は見事に捕虜になった。彼は己が逮捕されて戦陣訓を作った有効性に納得したであろう。
残念ながら、戦陣訓を作った東條が、自殺できなかったのであるから。彼は、戦後、己が生き延びた素晴らしさを国民の前に述べるべきであったと、最近、私は思う。
ハマスもユダヤ人が世界に生き延びたようにやはり生き延びる幸福を示すことも必要であろう。
イスラム教は教義が随分ときつい宗教なのではと私は推察している。ある面で、性悪説が基本の宗教なのではと思ったりしている。もしそうであれば極めてしたたかであろう。
中東問題の根源を作ったイギリスは当然、アメリカもイスラエルに自制能力を付けさせることは必須である。
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