無料ブログはココログ

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

2008年11月30日 (日)

サブプライム問題の根本原因 格差の拡大 アメリカの貧困者の比率UP。 世界は彼ら貧困者の生血を吸うことに失敗したのだ。大恐慌はまともな失敗であったが、今回の失敗は悪魔的な経済が神から叱られたことに起因するのては? 

ここ15年ほど、趣味でバブルや経済の本を読んでいる。バブルの歴史については随分と色んな本を読んだ。

そんなことで今回も色んな本も読んでいる。また、私なりの対応も進めた。その意味では個人的にはサブプライムの影響はほとんど受けていない。株からはそれ以前に引き上げた。

日経ビジネスの12/9付の臨時増刊号「一冊丸わかり 金融危機」は少し読んで面白いと思って買った。 しかし、良く読むと余りの低レベル、かつ誤魔化し、無責任な記事に日経ビジネスのレベルの低さに驚いた次第である。

竹中平蔵の誤魔化し、理論のすり替えには恐れ入る。そして、全体を通して、今回のトラブルの本質に踏み込んでいないことにも何ともの情けなく感じた。 

以下、今回のサブプライム問題点を整理する。

I. 今回の第一の原因がサブプライム問題に起因することには、皆さん異論はない。

II. 要すれば、アメリカの貧困者に金を貸したことが原因である。ここまでは皆さん異論はない。

III. 何故、貧者に金を貸したかについては意見は、三つに分かれる。

その一は、国家としての持家政策による福祉の向上である。その二は、土地の値上がり予測と、金融工学による融資の安全化である。その三は、貧困者に貸す金の利率が高いこと、かつ、金融工学による融資の安全化である。

実際は、これらが複合化したのが原因かもしれない。

IV. それでも何故、リスクの高い貧困者に金を貸したのか ? についての踏み込みはない。 私は「それでも何故、リスクの高い貧困者に金を貸したのか ?」が根本原因であると思う。その理由は、一応上記したとおりである。それ以外の理由とは、アメリカにおいて貧困者の比率が高くなったことである。貧困者の比率が高くなり、彼らに金を貸さないとアメリカ経済が発展しなくなったか、その増大によりマーケットができたこと、が原因であると私は推定している。10月21日のOECDによると、アメリカの相対貧困率は17.1%とのことであり、驚くべきことにというか、当然というか、先進国では一位である。それと、これは世界共通のことではあるが、貧者が金を借りる利率は高い。 

そこに、金融工学で返済に対して危険性が低下できる手法が開発されたと思われたのである。

すなわち、貧困者というマーケットが構築され、しかも金利は高く、その上、安全に貸せるのである。実に夢のような話が構築された。なお、日本にも同様な高金利としてはサラ金がある。しかし、サラ金の場合は返済にトラブルが多い。

そのため、世界の金融機関は彼ら向けに投資をしたのである。その上、CDSのようなギャンブルも可能なものまで開発された。

しかし、夢の話は、金融工学でも夢であった。土地が下落したら、また実体経済が左前になれば、貧者は借金は返せない。悪いことに、サブプライムは当初の金利は安いが、数年すると金利は上がるのである。

なお、アメリカにおいて貧困者が増加した要因は幾つかあるが、工業分野での敗北、移民の増大、不法移民の増大、さらにサッチャー主義による社会保障の削減などがその要因である。

結局、要約すれば、貧困者が増大した。土地は上がり続けた。貧困者向けの金利は高い。そして、その貸金は金融工学により安全に戻る。

これが、アメリカの金融であったのである。貧国者を食いものにしてきたのである。そして貧困者はやはり貧困者であり、土地の値上がりが止まったとたん、またサブプライムの金利が予定通り上がった結果、借金が返せなくなったのである。

1929年の大恐慌と比較して、今回の問題はなんとも暗いと思った。冷静に考えれば、今回のトラブルは貧困者の弱みに付け込んだ結果の産物である。Img_1187_1

経済ではよく「神の見えざる手」という表現がある。

サブプライム問題はまさに神が、余りに残酷なシステムにNOを突きつけたことなのであろうか。

2008年11月29日 (土)

晩秋 琵琶湖

年賀状の断りの挨拶が何人かから届いた。何人もの友や親戚の者が無くなった。国内の友もいるしユダヤ系アメリカ人もなくなった。Img_1880_1 Img_1884_1

ユダヤ人の友の逝去は Pass away と表現されていた。何とも、詩というかそうした思いを浮かばせる表現ではある。 本当に、この世を通り過ぎたというか、この世から遠く離れたそんな感じがする。

私は老いに悲しみはないのでは ? と以前に記載したが、何人もの友や親戚の者の死を改めて受け取るのは、やはり悲しいことではある。

それでも、世の中には余りにも知らないことも多いし、頭を悩ませるというか、活性化させることは驚くほどある。

近江の晩秋は暗くて昔、2週間ほど滞在したドイツの冬の感じもする。 こうした暗く鬱陶しい空の下から近江商人が出たり、開国を進めた井伊直助が出たり、面白い土地柄ではある。Img_1890_1 Img_1886_1

 

2008年11月23日 (日)

アメリカ人魂 アメリカ人の心意気  Randolph Frederick Pausch教授の、カーネギーメロン大学での最後の授業 あのユーモアと逞しさはどこから生まれたのであろう。

色んな不幸な話が飛び込んでくる。ご主人を亡くした友から、また病の友からなどなど。

いい話も入ってきた。「Randolph Frederick Pausch教授の、カーネギーメロン大学での最後の授業」について、トラックバックしたリナさんから情報を得た。詳細はリナさんの私のトラックバックの項を見ていただきたい。

これを見て思ったのは、これに近いPresentationは何度も見てきたことである。社内でも、また学会でもユウモアに溢れ、それでいて実に的を得たPresentationを何度も見た。私も何度かこの1/1000程度のそれはした。

これがアメリカの強さの根源であると私は思っている。彼らは議論で息詰まると実にうまくユーモアを出す。 また、深刻な事態でもユーモアを持てる。

私は、イギリスはほとんど知らない。ドイツの方が知っている。フランスもほとんど知らない。

合成国家、アメリカは、苦境の時でもこの明るさはどこから来るのであろうか。彼らの故郷であるイギリスやドイツやフランスなどにもともとあったのであろうか。それとも合成国家であることからこうした苦境に抵抗できる文化が構築できたのであろうか。3 Img_0080_1

今回のアメリカの苦境に際して、何人かの友にはこのアメリカ人魂というか、心意気があるから必ず、回復すると励ますというか、そうした文を送った。

写真は昨年5月のアメリカ晴のもとのNY メトロポリタンと女神像への船着場の光景である。

ラフで、明るくて、それでいて、しぶとくて、不正を許さない彼らである。

2008年11月21日 (金)

実体経済を反映した株の下落の一段目。残念ながら現在も下落の2段目中。実体経済を反映した下落は続く。

今日、残念ながら株は下がろう。実体経済を映した下落の開始である。

大勢としてはまだ2段目の下げの中にある。3週間前の7000円割れで2段下げは終わったと思ったが、それは私の判断ミスであったろう。

7000割れの後の回復が弱すぎた。また、評論家や日経までのマスコミが現状は買い時とPRし過ぎた。随分と新たな参入者が増えたようである。

彼らは今週の下げで、参入草々の赤でうろたえていることであろう。証券会社はしょうがないとしても、マスコミは安易に現状が安いなどと発言してもらいたくない。

今回の不況はちょっとした不況ではない。そのことをはっきりとマスコミは認識してほしい。

それにしてもあほの麻生には困ったものである。漢字が読めないのではない。彼にはそうした語彙がないのだ。

もし、語彙を知っていて間違えたとすれば、彼の頭は老化しているのかもしれない。老化すると間違ったことをしゃべる。本人はまともにしゃべっているつもりでも、間違ったことを話す。これは老人の一部にあることである。

しかし、彼は総理であり、そうであっては困る。

結局、2兆円は捨て金になってしまった。こんな総理を選んだ自民党、公明党の責任は重大である。

重大な局面に麻生、中川コンビは無理である。彼らが辞めないのなら、民主党をはじめ、野党全員が衆議院を止めて、選挙をさせることも必要である。

こんなあほな総理が来年の任期いっぱいまで総理を勤めたら株価の下落だけで留まる話でなくなる。 

テロも発生した。それとは別にしても、もっとまじめに、誠実に政治、仕事をする必要がある。

2008年11月20日 (木)

秋晴のもとの柏、欅の秋 目にも眩しかった米国会議事堂、最高裁 indean summer 2兆円は投げ捨てられた死に金である。重罪に時効は無くすべし。

秋晴のしたの柏の秋になるとワシントンを思い出す。ワシントンの秋には白が実にマッチする。Img_1864_1

低くなった太陽光線に多くの政府機関の建物が白に輝く。ホワイト ハウスは白で有名であるが、あれは小さくて眩しい感じは少ない。

国会議事堂や最高裁は大きく、そして近くにも行けるので、本当に眩しくさえある。なお特に国会には簡単には入れる。

この周辺には柏の木かそれに似た木が多い。街路樹はそれが主体である。

秋の日を浴びた柏の街路樹越しに見る国会、最高裁、ユニオン ステーションはまさに絵になる。パリの凱旋門も絵になるが、それとは別の開かれた素晴らしさがアメリカにはある。 indean summerである。Img_1865_1

関東平野の秋は欅の秋の感じがする。新幹線で小田原を過ぎると急に欅が目につく。

関西の秋はイチョウかもしれない。お寺や公園はカエデが多いが。

誰でもよかった殺人から、特定者を狙ったテロが発生した。

多分、多くの人がその予感をしたのではないだろうか。これ以上、国民の不満を貯めてはダメである。

早期に解散して、民意を問うことが必須である。国会、官の堕落はひどすぎる。

最近では、2兆円のバラマキが何とも許せない。2兆円のバラマキそのものは、私は一種の減税でもあり、あほな公共投資より良いと思っていた。

しかし、その方式が何ともやりきれない。自民、公明、麻生が決着できないからとして、最終的に、地方に丸投げとは、投げられた2兆円から見れば、まさに死に金である。

血税を投げ捨てて、死に金にしてはいけない。

義憤にかられても、テロは貧困と戦争を呼ぶものであることは認識する必要はある。粘り強くなることがひつようなのである。

アメリカは驚くほどに実に粘り強い。オバマの選出経過をもそうであった。また、重罪には時効はない。あほな日本人はそれに耐えられずロスで自殺した。アメリカは不正に対しては簡単にはあきらめない。

日本でも今回のテロを機会に重罪については時効を無くす必要がある。

ワシントンの政府機関の白はそうした思いもこれられているのだろうか。

2008年11月19日 (水)

今回の景気とは、何であったのだろうか? これでは内需拡大は無理。 それにしても暗い世の中になった。今回の犯人は非正規の経験はあるのだろうか?

今回の長い景気もついにピークアウトしたとのこと。確かに、前期末の一株当たりの利益は随分と高かった。配当も増えた。確かに景気は良かったのであろう。

しかし、驚くべきデーターがある。賃金指数で見ると、景気が良かったといわれる2001後半から、賃金の上昇はなかったのである。これでは内需の拡大はできない。福田前総理は財界に賃上げを要請したが、このdataを見ればそれは当然である。3_2

景気は回復したが、賃金が上がらなくては何のための景気回復か分からない。

日本の産業構造は輸出主体になっているので財界とすれば内需の拡大は必要ないとの考えなのであろうか。

小泉は当面の痛みを強調していたが、景気が回復しても痛みがあったのだ。

当面、厳しい状況はさらに強まるであろう。なんせ、景気が良くても賃金があがらなかった。

この間、誰でもよかったという殺人が随分と多発した。この犯人は非正規社員が多かった。

昨日、多分、誰でもよいではなく、特定の人を狙った殺人事件があった。

厚生労働省関係は、年金にしろ、薬害にしろ何ともひどいことをしてきた。恨みは多くの人が抱いているだろう。年金に対する対応も何ともひどいものであった。

この犯人は殺しの手段の訓練を随分としていたように思う。

ただ、明白なことは、テロは良くない。テロのもたらすものは、貧困とやはり戦争であろう。その意味でテロは日本を滅ぼす。

義憤に駆られても、時間がかかっても、議論して選挙をして、良い日本にすることが必要である。自民党も公明党ももう少し真剣に考えて、民意を早急に問う必要がある。

麻生の2兆円のバラマキも、何とも見苦しいに尽きる。減税にするから、皆に渡す、特定の人にばらまく、最終的に、面倒だから、地方に任せるでは、2兆円が泣く。 税金をもっとまじめにしてほしい。

私は非正規の派遣はテロや暴力団、新興宗教を発達させると言ってきた。今回の厚生省関係の犯人が、そうした経歴でないことを祈るばかりである。

2008年11月16日 (日)

美味い養殖キノコもあるのに驚き ハタケシメジ それぞれの小春日和の夕暮れ時

最近、先の見えない暗い話ばかりの中で、少しいい話があった。ハタケシメジという美味いキノコがあることを知ったのである。

私はキノコが結構好きであった。子供のころ、山で採ったキノコは実に味があった。しかし最近の養殖キノコはなんの美味さもないと感じている。いろんな養殖物があるが、キノコの養殖物ほどまずいものはないと思っていた。

最近、ハタケシメジを食べて、少し今までの思いが変わった。歯ごたえがあり、味も美味く、養殖物のキノコを越えていると感じた。081116

こんな養殖キノコも出来たのに驚きである。早く、ナベタケやアカシメジの養殖物ができると嬉しいものである。

養殖物というと何となく品質が良くないようにも思うが、思えば野菜は養殖物である。果物もそうである。牛肉も大体の鶏肉もそうである。

こうしたものを美味くなくはないと思うのは、慣れたせいなのだろうか。それとも養殖に改良を加えたためなのだろうか。なお、野菜の栽培、牛肉は養殖とは言わないかもしれないが。養殖の定義を再確認しないと、麻生になってしまう。

ただ、牛肉については日本の霜降り肉は好きではない。

この時期は普通の自然のキノコの最後の時期である。ただ、なべもの代表的なキノコであるのエノキダケはこれからのようである。

この時期の楽しみは、小春日和である。また、穏やかな秋の日の落日である。

アメリカの友から幾つかの写真が送られてきた。バージニアの自宅の庭から、カリブ海を望む海浜。琵琶湖に羽根を休める渡り鳥は私の写真である。全て、心やすらむ光景である。Dsc_2940 Dsc_0189 Img_1844_1

今、派遣労働者の首が切られているようである。彼らはWorking Poorと言われてきたが、今後はWorkする場所もなくなるかもしれない。本当のPoorになるのだろうか。

サッチャー主義を越える新しい経済、政治が必須である。アメリカはすでに新しい出発をした。

2008年11月14日 (金)

余りにひどい麻生の国語能力 経済はまるでだめ 公明党、自民党、彼を辞めさせないと日本が潰れる。

以下はYahooからの引用である。

国会答弁やあいさつで、麻生太郎首相の漢字の読み間違いが目立っている。12日に母校の学習院大学で行われた日中交流行事のあいさつで、用意された原稿では日中首脳会談に関し「1年のうちにこれだけ頻繁に首脳が往来したのは過去に例がない」とあったが、「頻繁(ひんぱん)」を「はんざつ」と読み誤った。

 7日の参院本会議では、政府が過去のアジア諸国への侵略行為を謝罪した「村山談話」を「踏襲(とうしゅう)」と言うべきところを「ふしゅう」と答弁した。

安部は歴代最低の総理と思ったが、麻生はもしかしたら、それ以下かもしれない。彼には、「頻繁(ひんぱん)」も「踏襲(とうしゅう)」という言葉が頭脳にないのだろう。また前場についても同様である。

こんな国語力のない総理が世界にいるのであろうか。

公明党にしろ、特に自民党の彼の支持者は、彼の能力を知らなかったのであろうか。こんな基本基本も知らない男は、いったい何を知っているのだろうか。

経済はまるでだめ、国語もおるでダメ。給付金は目的も手法のふらつきのみ。彼の経済に関する能力のなさは分かっていたが、これほどにひどい男とは思いもしなかった。自民党議員はどうしてこんな彼を選んだのだろう。

余りの低能力に気分も悪くなる。

2008年11月13日 (木)

麻生の考えは日本人の考えの根源と異なる。 また経済の基本とも異なる。

今回の麻生の経済対策の考えは、日本人とも思えぬ発想である。今、ばらまくので将来は苦しくなるから税金を取る、との考えである。

小泉は今はきついが、改革すれば、良くなるとの発想であった、と私は理解している。麻生は全く逆で、今は苦労せずに、将来、苦労してくれとの発想である。

アリとキリギリスのお話があるが、彼はキリギリス派である。

また、今回の金のバラマキについても、同様である。今回、ばらまくと、将来財源がなくなるから税金は取るとの発想である。

経済活動において、財政出動することはある。その目的は、危機の回避であって、危機を将来に招くことではない。

将来、増税するのであれば、今のバラマキなど止めるべきである。

ただ、私は、今回のバラマキは不要な土木工事や建物の構築より価値があると思う。どうせ麻生のことだから、ろくな政策はできない。

無駄な事業に税金を使われるのであれば、金をバラマク方がずっと価値がある。使いもしない箱ものに、空港に、道路に膨大な金をかけるより、金をバラマイテ、市民の活動に税金の使い道を任せる方がずっと良い。

2008年11月12日 (水)

これでは負ける自衛隊 歴史認識ではなく彼 田母神は事実を認識できない男だ。

航空自衛隊の田母神がTopであったことは、自衛隊の人材の薄さそのものである。事務次官も逮捕されたことを見ると、自衛隊の人材の低さは恐ろしいレベルである。こんな者たちが国防を担っていると思うと空恐ろしくなる。 田母神について言えば、アパのTopを戦闘機に乗せたことがあるとのことであり、公私混同も懸念される公務員としても堕落した男とも思える。

彼の投稿文も呼んだが、物事の真実を冷静に見る能力がない。戦争には冷徹に物事を見つめることが必須である。

孫子ではないが、敵を知り己を知って戦えば勝てる。敵も知らず、己も知らずに戦えば、全敗である。己を知って、敵を知らなければ、勝っときもあるし、負けるときもある。

彼の歴史の引用はすべて自分に都合が良い引用のし方であり、まともな見方ではない。満州事変のくだりも、もっと冷静に分析する必要がある。

こんな浅薄な分析で敵に勝てるわけはない。ただただ、自分勝手な思い込みでの行動での対処である。

こんな事実認識、確認もできない者が国防の上層部にいることは大問題である。なんだかノモンハンの時の帝国陸軍の現状を認識しようとしないトップと彼は重なる。

以下は私との認識の差ではあるが、「日本は侵略国家であるか」との表現は余りに自虐的である。

日本は侵略はしたが、日本の特性として、侵略国である特性があるとは思わない。国家が侵略することは、すべての国にあった。その意味では日本も世界の並みの国であるのである。

国家と侵略の歴史を見ると、国家が他国へ侵略する時期はある。それは国家が統一された後である。

日本も秀吉と明治維新後がそれである。国内がほぼ完結して、日清戦争に向かった。中国も共産党が確立して、インドとの紛争、ベトナムとも戦争をした。

ベトナム戦争には世界的に反対が起こった。しかし、アメリカに勝利したベトナムのしたことはカンボジアへの侵攻であった。

そんなことで、私は南北朝鮮の統合に危機感はある。彼らは日本が好きではない。彼らの統一までに、日本がいかに素晴らしい国であるかを、彼らに認識させないと、危機になる可能性は十分にある。 

多くの日本人は最初にアメリカを訪れたとき、どうしてこんな国と戦争を開始したのか、全く理解できなかった。それは私も30年前にそう思った。それと同じことを特に北に思わせないといけない。

なお、現状のアメリカはサッチャー主義の一つの効率第一主義に傾倒しすぎたことが最大の失敗であったのかもしれない。投資効率を考えると金融は投資の割りに利益がでることがある。なお、金融の危なさを金融工学で回避できると考えたのが最大の誤算ではあったが。

なお、私の歴史認識によれば、現在、侵略する可能性の高い国は、ロシアである。ソ連の崩壊で、国は解体され、再度、エネルギーの高騰で復活したかの国は、国の歴史的特性から、侵略する可能性は大である。

あとはイスラエルである。無責任なイギリスが作ったイスラエルは防衛意識もあるが、侵略意識もある。

2008年11月11日 (火)

ジョージ ソロスの卓見 「マネーは権力であり,権力はそれ自体で目的になりうる」

ジョージ ソロスに関する書籍、また解釈は幾つもある。私は彼の説が現状を理解するのに便利であると思っている。

以下はサブプライム問題を発生させた新自由主義への一つの仮説である。

つまり、彼も、「マネーは権力であり,権力はそれ自体で目的になりうる」という見解である。

この見解は私にとっては驚きであった。人は誕生以来、権力のコントロールをどうすればよい世の中になるか工夫してきた。ある時代は封建制で、身分は不変であることが良かったのである。

現在は主権在民の国が多い。昔は王や領主の力のコントロールをいかにするかかが課題で合ったのである。

今、世界に人が充満しているように、マネーも世界に充満している。マネーも権力であるとするなら、やはりそれをコントロールすることが必須である。そうしなければ、マネーの権力により人も国家も殺されよう。

新自由主義者はマネーが権力であることを認識できなかったのであろう。神の見えざる手を単純に信頼したのであろう。

マネーが権力であるという認識が出来れば、その乱用を防止する方法は、マネーが権力であるとの認識がないよりずっと容易であろう。

2008年11月10日 (月)

これが総理の発言か あまりに品格なし。

以下は、Yahooから引用した、総理の発言である。「面倒くさいことになる」との発言は総理としては、いかにも下品である。

また、税金の扱いに対して、面倒くさいから、では、税金を払いたくなくなる。

所得制限をめぐっては、河村建夫官房長官が同日午前の記者会見で「(所得制限を外してほしいとする)全国市長会などの意見も踏まえて総務省で調整しているが、基本的には首相は所得制限をする方向で打ち出している」と述べた。しかし、首相は「(河村氏の指摘は)違う。法律を設けると面倒くさいことになる」と強調した。

もう少し総理の品格のある言葉はないのだろうか。「面倒くさいこと」として、行動しなかったら、そんな簡単なことはない。

面倒くさいから、患者も受け入れない、面倒くさいから、年金も誤魔化す。政府はそんなものなのだろうか。

こんな、総理は即刻、やめてほしい。

2008年11月 8日 (土)

小春日和 残照 山 渡り鳥と湖 indian summer

小春日和の日本語の同意語は、私の知人によると、秋うらら、秋麗があるとのこと。俳句をやっている友にも聞いたが、小春日和が圧倒的のようである。 Img_1844_1_2 Img_1846_1_2

やはり小春日和が私にはあう。 あまりに素晴らしき夕時であったので湖岸まで走らせたら、空も山も空気も水も、渡り鳥も残照の中にあった。

英語の小春日和に対応するindian summerについて問い合わせてみたら、何人かの友から回答が来た。下記がその一部である。彼らは日本人と違い、随分と色んな表現があるようである。

日本語は季節を表す言葉は極めて多いが、小春日和はあまりに的確過ぎて、これ以上のものがないのかもしれない。

小春日和は多分、あらゆる生き物にとって、束の間の、ほっとするときなのであろう。

Regarding 'Indian Summer':

    1.  The first known written use was in 1778.  The American word may have originated from raids on European colonies by Indian war parties; these raids usually ended in autumn, hence the extension to summer-like weather in the fall as an Indian summer.  Or because this was the traditional period during which early Native Americans ("indians") harvested their squash and corn crops.  Or because it is a 'false' summer and Native Americans were sometimes perceived as deceitful and treacherous by the European settlers; 'Indian giver' has a similar connotation of falsehood.  In any case, it has nothing to do with the Indian subcontinent.

    2.  In Europe, it was called 'St. Martin's Summer', with the usual language variations, at least until the American version became popular.  That name has very old roots in Europe.

    3.   We use "indian summer, indian summer day, balmy autumn day,mild late autumn day, warm autumn day", but not "old wives summer, bluebird weather".  However, certain 'rules' have become established here:  the weather must be above 21$B!k(BC (70$B!k(BF) for seven days after the autumnal equinox, and, in Canada and in the Northeastern United States, a ground frost must have been present before the wave of warmer weather.

2008年11月 6日 (木)

サブプライム問題が巨大な問題になった原因は、時代遅れの経済学と共産主義の崩壊、そして世界第二の経済大国日本のゼロ金利政策である

アメリカのサブプライム問題の顕在化による世界的な金融トラブルの原因は今後解明されるのであろうか。それとも、単なる推測に終わるのであろうか?

以下は、私の仮説である。

私は、今回の問題点の原点は経済学の基本が時代に合わなくなったせいであると思っている。経済学の最初に出てくるのは需要と供給のお話である。この前提は完全競争という夢の世界の話である。

かかる話は何十年も前の情報の交換も不十分で、それゆえ、企業も小さく、多数存立できたときの話であろう。かかる話を経済の基本として教育し過ぎて、実際の市場を見えにくくしてしまったせいであると私は推定している。

日本の産業を見て、かかる完全自由競争に該当するものはなかなか思い当たらない。これに近いのは野菜農家と造り酒屋くらいでは無いだろうか。

身の廻りの、車、電気製品は寡占である。また、食品のビール、醤油、小麦粉も寡占である。牛乳もそうである。調味料、合成繊維、合成洗剤、すべて寡占である。

小売も急速に寡占化している。居酒屋も同様。銀行も同様。情報にしてもマイクロソウト、googleは寡占である。

現在、いずれの企業にしても利益のあるところは寡占か独占である。現代の企業はそうした状態を構築すべく日々努力している。コア事業への集中はまさにこれにあたる。また、三越・伊勢丹の合併、三洋・パナソニックも同様である。いずれも企業数の削減による寡占化をねらったものである。

なお、経済学は独占や寡占についても当然研究している。しかし、独占や寡占と完全競争市場は大きく異なる。神の見えざる手は、昔の完全競争に近い時には機能したが、寡占や独占では働いても著しくおそくなるのではと、私は推定している。 今回の下落はある面では神の遅すぎる手の結果かもしれない。

もう一つ、新自由主義に過信を与えたものは共産主義の自壊であろう。ドイツ、日本、イタリアの全体主義は戦争により潰された。しかし、共産主義は自壊した。この自壊は異常な過信を与えた。

人類の歴史上、戦いがなくて崩壊した国はあるのだろうか。共産主義ソ連の崩壊はまさに歴史的なことである。

これが異常な過信をアメリカに与えた。自信の内は問題ないが、過信になるともはや手がつけられない。

これに輪をかけたのが世界第二の経済大国の日本のゼロ金利である。この巨大なゼロ金利の影響について日本は全く考慮する意識はなかった。

ただ、ゼロ金利で、金をいくら投入しても物価が上がらないことを不思議がっている人はいた。そしてその原因は中国などの低所得国からの安価なものの輸入と考えた。

それにしても、ゼロ金利、膨大な円にも関らず、円もそれほど下落しないし、物価も落ち着いていた。結局、円は日本にはとどまらずに円キャリーされていたから、国内にはなく、その結果、物価は上がらなかったのであろう。

アメリカなどはそのゼロ金利の金を使い金儲けをたくらんだ。

結局、この3者が複合して、今回の不況の原因が構築されたのであろう。この3要因とも歴史的なことである。それゆえ、今回の不況も歴史的になっも何ら不思議なことはない。

以上は私の仮説である。いずれかの日に、解明される時の一つの仮説として出てくれば誠に嬉しい次第である。

USA 民主党員の新大統領 オバマ Obamaへの期待

私のUSAの友の一人は民主党員であることを知っているので、オバマ Obamaの当選の祝いにmailを送った。

私はその中で、新しいアメリカの創造を戦争ではなく、平和的な手段で達成すること、また、サッチャー主義に変わる新しい経済システムの構築を希望するとした。

私のメールへの返事の抜粋である。60も過ぎた白人の男の希望あふれた文である。

日本の新聞でも黒人の大統領との記載がある。彼らにとってもそれはそれなりの重みはあったようである。しかし、Obamaやその周辺の活躍はそうしたわだかまりを消したようである。

翻って、オリンピックを見ると随分と黒人も活躍している。政治、経済分野でも彼らの本来の力が発揮されることが多くなるのだろう。

I agree with what you say.  I voted for Obama twice, once in the primary last spring and yesterday in the general election.  A year ago I would have voted for Hilary Clinton in the primary, but I realized that she was a good manager and Obama was a good leader.  I decided we needed a good leader.  He is thoughtful, smart, self-controlled, decent, and willing to listen to good advisors.  I believe he is able to handle the many bad things we and the world are facing.

    Every nation has a Great Wound.  Ours is slavery and its aftermath.  Barack Obama reduced expectations early on by saying that even if he were elected, America's racial problems wouldn't just disappear.  I observed, however, that as he approached being the undisputed choice of the Democratic Party, blacks I met were more open, less hostile toward me.  So I know that we have healed, at least a little, our terrible legacy. 
    I recognized 20 years ago that if I were a black man, I would be full of rage.  But Obama's success has shown that the powerful sense of grievance by blacks against whites (even those whose ancestors fought for the Union in the American Civil War and who themselves were not racist) has become detrimental to blacks' own advancement.  His background is sufficiently different from that of most American blacks that he was not handicapped by a 'big chip on the shoulder'.
   
    I am full of hope.

2008年11月 5日 (水)

これは直感のお話。 数年前日本で物価が上がらなかったのは円キャリーも一因であったのでは

これは直感のお話である。時間を作り、検証したい。ほんの少し前まで、日本では物価が下落して困っていた。政府も下落を防止すべく努力したが物価はあがらなかった。1989のバブルの崩壊後、政府はいろんな手段を講じてきたが、物価は上昇しなかった。

この原因としては、中国をはじめとする共産圏の崩壊とその資本主義経済化、変動相場制などがあげられている。

中国の影響については、全くその通りであると思う。

しかし、バブル後、日本はゼロ金利を進めた。これにより随分と、金の供給は増えたが物価は上昇しなかった。これは従来の経済学からすれば大きな驚きではあった。

膨大な金は日本の物価を上昇するはずであった。

私の結論は、膨大な日本の金は円キャリーされ日本国内になかったことが、原因ではないかと、ふと思った。

昔であれば、膨大な余剰金は国内に留まる。結果として物価は上がる。これは経済の基本である。

しかし、その金が国内にとどまらず、中国には投資され、また円キャリーされ海外に出てしまい、結果として、国内には金が出回らなくなり、物価上昇が起こらなかったのでは?

日本は再度、極低金利になる。今も、世界で最低の金利である。

世界のバブルは日本の低金利が一つの要因といわれている。

再度、数年したら円キャリーが復活して、どこかでバブルが発生するのであろうか。それともその時には、日本の利子も上がるのであろうか。

はたまた、こうした金の活用は制御されるのであろうか。

2008年11月 2日 (日)

黄昏のアメリカは長期的には回復するのだろう。 アメリカほど恵まれた国はない。 30年前のベトナム戦争の痛手からは見事に回復した。アフガン-イラク戦争からはバイオ、太陽電池なのだろうか?

今年は一度も海外に行っていない。久し振りのことである。写真は昨年のものである。仕事以外で初めて夫婦で行った。航空券以外は宿の手配も含めすべて自分でした。

今気になるのは、30年前のアメリカと見事に回復した、今後のアメリカである。Img_0096_1_2 Img_0102_1

こうした感慨は60年前の敗戦後の日本を見たアメリカ人は日本に対して抱くのだろうか。

写真はNY、Central Parkとその近くの風景である。

約30年前、最初のNYは危険と汚さに満ちた場所であった。地下鉄に乗ろうとしたら駐在員から注意を受けた。 またCentral Parkを見ようとしたら、やはり注意を受けた。

街全体もゴミが散乱していて薄汚さに驚いた。これがNYかと暗然とした。ベトナム戦争に疲れに疲れたアメリカがそこにはあった。

当時はパンナムが世界中に路線があり、成田からの乗客はすべてスーツであった。

ここ最近というか、15年前くらいからまたアメリカに行くようになった。最近はNYも素晴らしく綺麗な街になった。

30年前のあの疲労感は街にはない。確実に回復していることが肌で感じられる。ロンドンも同様である。30年前当時は to let という表示がビルに随分と掲げるられていた。意味が分からないので駐在員に聞くと、貸しビルとのこと。

ドイツはクリーンであった。戦勝国と敗戦国が逆転しているように感じた。

それにしても最近というか、ここ10年前後のアメリカ、イギリスの復活は私には驚きであった。うらぶれた老大国の復活を見た感じがした。外見もそうであるし、街が安全になったことを見ると心も復活したのであろう。

こうした復活はサッチャー主義の良さが主要因であると私は認識していた。

しかしである。その没落が始まった。30年前のように街が汚く、心も荒むのであろうか。

日本では、心の荒みが恐ろしく深刻化した。また、日本もさらに深刻化するのであろうか。派遣社員が続々と首を切られているようである。彼らは派遣社員の間に多分、何の教育も受けていないだろう。失業保険もないであろう。将来の年金もないであろう。小泉のサッチャー主義は弱者の構築、無気力化によりなされたのかもしれない。

日本では景気が回復したといわれていた昨年も振り込め先、あらゆるところでの偽装に明け暮れた。

それに比較して、サブプライム問題発生前のアメリカは随分と活気があった。浮浪者もいたが昼間から寝ている者はいなかった。日本では昼間から公園のベンチや駅で寝ていた。

アメリカについて言えば、私は長期的には楽観的であると思っている。 あの明るさ、機能を大切にする意識、広大な農地、食糧、バイオの進展、太陽電池に有効であろう広大な砂漠、などを考えると、再度、世界の大国として近い時期に復活すると思っている。

中国、インド、ロシアと比較しても、アメリカは圧倒的に有利であろう。潜在的にアメリカに勝てる力のある国はブラジルかもしれない。

中国、インドは過剰人口が足枷になる。

« 2008年10月 | トップページ | 2008年12月 »

最近のトラックバック

最近のコメント

2009年11月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30